はるひ乃メソッド

とある不動産屋が思いつくことを気ままに書いてみた

正直に不動産業者に読んでもらいたいと思うこの1冊

来ちゃったの?ありがとう!せっかくだから、ゆっくりしていってね!

 

 

 

今回はオススメの・・・いや、絶対に読め!という漫画のご紹介。

 

 

不動産業者に読んでもらいたい漫画「正直不動産」




私は基本的に、本や漫画等の書籍を他人にオススメすることはしません。

 

 

だって、ほら、山崎まさよしも歌ってるじゃん。


「育ってきた環境が違うから 好き嫌いはイナメナイ 夏がだめだったり セロリが好きだったりするのね」

 
環境や思考や思想が異なればモノの見方はずいぶんと変わります。多少のズレならまだしも、ときには180度異なる場合もあるよね。そう、ある人には名作である本も、ある人にとっては駄作で読むだけ時間の無駄で苦痛かもしれない。

 

う~ん・・・それって不幸や~~~ん…('A`)

 

※あ、ちなみに、山崎まさよしサンの歌は、お互いの好みや価値観が違っても、君のこと好きだからやれるだけがんばってみるよ!君も少し僕に歩み寄ってみてよ!って感じの内容で、若い男性の恋文のようなポジティブでハッピー要素の高い詞なんですけどね…(^o^)

 


もちろん、書籍や映画、音楽のレビューを書いたり、紹介することを否定してるわけじゃないですよ。単純に自分が感銘を受けたからといった理由だけで、他人に感動の押し付けはしたくないって話です。己の嗜好の押し付けほど相手に迷惑なことはないですからね!

 

例えば・・・

 

お酒飲めない人に、この大吟醸旨いから飲め!

  とか・・・

菜食主義の人に、吉野家の特盛肉だく丼食いに行こうぜ!

  とかとか・・・

 

 

単なるハラスメントですやん/(^o^)\

 

 

とまあ、ダラダラと本筋から脱線して書いちゃったけど、何が言いたいかって・・・

 

 

こんな考えの私がオススメするぐらいの漫画だから、絶対読めって話\(^o^)/

 

 


と、ここまで、もったいぶって自らハードル上げてまでご紹介したい漫画とは・・・

 

 

「正直不動産」

 

不動産業者に読んでもらいたい漫画「正直不動産」

 

「正直不動産」

 

作画:大谷 アキラ
原案:夏原 武
脚本:水野 光博
出版社:小学館
掲載誌:ビッグコミック ※2017年12号から連載中

 

 

不動産業者に読んでもらいたい漫画「正直不動産」

この記事を書いている現在全8巻発売中




はいはい、言われなくてもちゃんと聞こえてますよ~!

 

 

同業者の方々から

 

 「とっくに全巻読んでるわっ!」 とか

 

 「ちょwww今さらwww」 とか

 

なんて数々の非難のお声が…(´・ω・`)

 

 

でも、ほら、まだ知らない人もいるかもしれないじゃんかっ!

 

 

 

ヽ(`Д´)ノ ワァァァァァン!!!

 

 

 

 

 

で、どんな漫画かって一口で言うと・・・

 

 

 

 不動産業界の闇を描いた作品。

 

 

 

・・・(;´・ω・)

 

 

 

 


主人公の永瀬財地は、タワマンに住むことに究極のステータスを感じる千三つ屋を地で行くタイプの不動産会社の営業マン。

不動産業者に読んでもらいたい漫画「正直不動産」

よくもまあ、ぬけぬけとこんなセリフを・・・(^^;)

 

千三つ屋とは

 

もともと、千に三つしか本当のことを言わない嘘つき・ほら吹きのことを言います。

で、不動産業界においては、2つの意味合いがあると言われています。

 

ひとつは、不動産の仕事は千の案件があったとしても、その内の三つ程度しか話がまとまらない。つまり、成約率が低く効率の悪い職業という意味。


もうひとつは、最初に延べた通りの意味で、不動産屋は千に三つしか真実を話さないという意味。空気を吐くようにウソをつく職業だということ。

 

一般的には千三つ屋とは、不動産屋さんは嘘つき、ほら吹きという意味で浸透していると思います。

 

はあ・・・ヤダヤダ…(´・ω・`)

 

 


ところが、ところがである!

 

そんな客騙してナンボの主人公が、あることをきっかけに一切嘘がつけない体質になってしまう。
それまでは仕事でも私生活でも、嘘で塗りかためた生き方をしてきたから、さあ大変・・・。

 

不動産業者に読んでもらいたい漫画「正直不動産」

正直者がバカを見る!と断言しちゃうこの悪徳営業マンw

不動産業者に読んでもらいたい漫画「正直不動産」

嘘を武器に生きてきた主人公が突然正直者に・・・

 

 

作品内で扱ってるテーマが、ズバリ不動産業界に根付く悪習。

 

 これがねぇ・・・けっこうマジでリアル。


もちろん、漫画なんで面白おかしく演出されてたり、今どきそんなことしたら、すぐに大問題になるやろw って、感じで大げさに描かれているところもある。

 

けど、マンガチックに大げさに描かれていても、残念なことに内容に嘘偽りはないね。JAROに訴えられる要素ゼロ!ってこった。題材にされてる悪行は同業者として恥ずかしながら、どれもこれも事実で知ってることばかり…('A`)

 

 

 

物語は、嘘がつけなくなった主人公の長瀬が次から次へと真実を語る、語る、語りまくるぅ!

 

 

 

 再建築不可物件を告げる!

不動産業者に読んでもらいたい漫画「正直不動産」

 

 欠陥住宅を見破る!

不動産業者に読んでもらいたい漫画「正直不動産」

 

 リバースモーゲージの落とし穴を晒す!

不動産業者に読んでもらいたい漫画「正直不動産」

 

 あのスルガスキームを語る!

不動産業者に読んでもらいたい漫画「正直不動産」

 

 大家の悪行を暴く!

不動産業者に読んでもらいたい漫画「正直不動産」

 

 タブーな離婚リスクに言及!

不動産業者に読んでもらいたい漫画「正直不動産」

 

 


もうね、トップ営業マンからトラブルメーカーへと見事なまでの変貌ですよ!w

 


この作品、一般人の方にはすごく勉強になるし、業界人は襟を正すための教材になり得る作品で、特に一般の方より業界人に読んで欲しいんです。

 

もちろん、商売するのに理想論ばかり語っていられないのも事実だけど、この主人公の長瀬ように、業界のみんなが正直に真っ向勝負すべきだと心底思う。

 

一応業界人として補足はしておきますが、漫画で描かれている内容はほぼほぼ事実ですが、不動産業界は一昔前に比べ、かなりクリーンになっております。それは業界全体の自助努力であったり、法令の厳格化であったり、情報化社会の恩恵で消費者側の意識向上であったり・・・。

 

ただし、一部の旧態依然とした古い体質の会社は相変わらずですが・・・。

 

 


で、登場人物が一癖も二癖もあるキャラクターばかりで魅力的。

 

登場するのは悪徳業者のオンパレードなんだけど、みんなそれぞれ過去に傷を持ってたり、不遇な境遇でトラウマを抱えてたりして、どこか憎めない人たちばかり。題材がアレなだけに、一歩間違えればエグいだけの漫画になりそうなんだけど、作者の人間味が伝わってくるというか、どこか温かいドラマ仕立てになってる。

 

 

では、そんな愛すべき登場人物を少し紹介していきましょう!

 

 


永瀬 財地(主人公)

タワマン崇拝者で空気のように嘘がつけるイケイケな不動産会社の営業マン。ところが、あることをきっかけに嘘がつけなくなり、正直営業でトップ営業マンを目指すことに。

不動産業者に読んでもらいたい漫画「正直不動産」

月下 咲良

本作のヒロイン?登坂不動産新入社員でカスタマーファーストをモットーに日々奮闘。失礼ながら、頭の中お花畑のようなお嬢ちゃん。しかし、作品中唯一の良心と言っても過言ではない。

不動産業者に読んでもらいたい漫画「正直不動産」

登坂不動産 登坂社長

不動産業界の酸いも甘いも全てを経験してきた男。仕事は鬼のように厳しいが人間としての器の大きさが光る存在。

不動産業者に読んでもらいたい漫画「正直不動産」

大河部長

主人公永瀬の上司。強面の見た目は、まんま悪徳不動産屋さんって感じだが、意外と小心者でマジメ。

不動産業者に読んでもらいたい漫画「正直不動産」

黒須

登坂不動産で働くフルコミ社員。常に売上のトップに君臨し主人公のライバル的存在ではあるが、その手法は違法すれすれときわどい。悪どい男なんだけど、個人的に憎めず好きなキャラクター。

不動産業者に読んでもらいたい漫画「正直不動産」

桐山 貴久

元は登坂不動産の社員だったが、辞めてブローカーの道へ。感情を表に出さない冷徹な男だが、実はそれには過去の不幸な経験が大きく影響していた。

不動産業者に読んでもらいたい漫画「正直不動産」

神木

登場人物の中でいちばん強烈なキャラクター。悪魔的な営業センスと理論で常にトップ成績の営業マン。主人公永瀬が最もリスペクトし、その反面恐れる存在。そんな彼も過去に壮絶なトラウマがある。

 

不動産業者に読んでもらいたい漫画「正直不動産」

 

 

ミネルヴァ不動産 鵤社長

本作中に本物の悪人があまり出てこないが、こいつは本当に悪いやつ。極悪不動産会社ミネルヴァ不動産の社長。登坂社長とは過去に因縁があり、お互いライバル関係を通り越した敵対関係。

不動産業者に読んでもらいたい漫画「正直不動産」

 

ね?濃いキャラクターとセリフを見ただけで、読みたくなっちゃうでしょ?

 

 え? ならない?

 

ならない人は、ブラウザを閉じて今日はもう寝てくださいねぇ…(*^^*) 

 

 

 

 

 


「正直者がバカを見る。嘘ついてなんぼのイカレた世界。それが不動産の営業」

 

 

 

これは嘘がつけなくなる以前の主人公永瀬のセリフです。

 

 

 酷いね。本当に酷い。

 

「先義後利」という考え方が好きで、己の得より先に相手に尽くすことが大切だと、ことある度に周りに言ってます。これは、理想論を語ってるわけでもなく、人道的なことを言ってるわけでもありません。

 

商売を繁盛させるために必須である行動だと考えるからです。

 

私は、商売は等価交換でこそ成り立つ、という原理原則に基づいて商売をしています。相手の依頼を物理的・精神的に期待値以上の結果で成立させ、その成功報酬として対価をいただくことを基本理念としております。

 

つまりそれって、相手に儲けがなければ自分も儲からない、ということです。

言い換えれば、先義後利とは、自分が儲けたいがための確実な手法であると言えます。

 

ですから、相手を騙して己だけ儲ける手法はどうしても好きになれない。

 

商売を行う上で嘘をつくということは、破滅への道を進むということであり、嘘がつけなくなった主人公の正直営業って、つまりは、商売の基本を教えられてるのかなぁって、勝手に思う次第なのであります。

 


「お金は汚く稼いで、きれいに使え」

 

どういう意味で誰が言ったか知りませんが「汚く」というのは、決して人を騙すとか、己だけ儲けろって意味じゃないと思うんですよね。

 

汗水流して、這いつくばってでも稼げ!人の嫌がる仕事を積極的に受けてがめつく儲けろ!

で、稼いだお金は気持ちよく清々しく使え!


ってことだと、勝手に自分に都合よく解釈してます\(^o^)/

 

※本当の意味はもっと宗教の教え的な違う意味みたいだけどw

 


あ、ちなみに私の考えを「正直不動産」に重ねてレビューしただけで、これは、こういう観点で読め!みたいな押し付けではありませんからねっ!誤解のないように!(*^^)v

 

スキがあれば自分語りしちゃう未熟な己が恨めしいわw

 

 

最近は、正直者がバカを見る世の中になってきたなぁって、つくづく実感することが多いんで、主人公永瀬が正直営業でガンガン突き進む姿を見ると、思わず応援したくなっちゃうって気持ちもあるんよねぇ。

 


というわけで、ここをたまたま覗いちゃったアナタ!

 

騙されたと思って「正直不動産」読みなさい!

 

現在8巻まで発売中! ※令和2年8月現在

不動産業者に読んでもらいたい漫画「正直不動産」

 

 

 

 

あ・・・不動産業界に全く興味のない人は読まんでよかですよ。

 

 

 

興味もないのに勝手に読んで騙された!って言われても困るよん…(;´・ω・)

 

 

 

読書欲に火が付いたのなら

「鬼滅の刃」 か 「約束のネバーランド」 読めばいいよ!

 

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(*^^)v フヒヒヒヒ

 

 


今回はここまで。今日という日があなたにとって良い1日でありますように。

 

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